冬瓜の栄養と健康効果



冬瓜(とうがん)の注目の成分

 

 

冬瓜には注目の成分も含まれています。それは肥満予防に効果的な「サポニン」や、糖の吸収の抑制、抗ガン作用を持つ「トリテルペン」などの成分です。サポニンは配糖体の一種(植物の根、葉、茎などに含まれている)であり、コレステロールの除去、過酸化脂質(体内で血栓をつくって動脈硬化の原因となる)の生成を抑える効果があります。

 

また、サポニンには、ウイルスや細菌から体を保護する免疫機能を司るナチュラルキラー細胞の活性化をする作用があり、免疫力を高めます。免疫力は、人間の体内に存在するけが、病気を治癒しようとする力です。これが低下すると、風邪やインフルエンザなど病気がなかなか治りません。

 

他にもサポニンの健康効果として、肥満予防の効果、コレステロール値を抑える効果、血流を改善する効果、肝機能改善の効果、咳や痰を抑制する効果などがあります。

 

抗がんなどの新薬として期待されている物質トリテルペンにも、脂肪やコレステロールなどの分解促進作用があり、また、抗酸化作用、抗炎症、抗腫瘍、抗アレルギー効果もあります。

 

冬瓜の皮や種にも薬効があります。漢方では皮は「冬瓜皮」と呼ばれ、実はこの部分に最も高い利尿作用があるのです。種は「冬瓜子」と呼ばれ、煎じて飲むのですが、外用薬としても痔や打ち身の治療に利用されています。