冬瓜の栄養と健康効果



冬瓜(とうがん)の基礎知識

 

 

一つ買ったら何通りかのおかずになるほど大きいのが冬瓜です。ある意味大変便利な野菜ですが、冬瓜はウリ科つる性の一年草でその果実のことを指します。別名としてトウガ、カモウリ、シブイなどとも呼ばれています。

 

原産地はインド、東南アジアで、日本でもはるか昔、平安時代から栽培されていたようです。収穫は7~8月で、いわゆる夏野菜となります。

 

冬瓜の実は確かに大きく、短径30cm、長径80cm程度にもなります。普通はこのように大きい実なのですが、小さな実を付ける変種で「毛瓜」というのもあって、中華料理では炒め物、スープなどの素材として利用されています。日本では沖縄県でよく栽培されており(モーウィーと呼ぶ)、酢の物や煮物などにされています。

 

名前の由来は、夏野菜ですから冬に収穫するという意味ではなく、貯蔵性が高くて、夏に収穫しても冬まで持つと言う意味からきているようです。(実際にはそこまで日持ちがするわけではありません。)

 

さて、食用としての冬瓜ですが、成分的にはほとんどが水分で、味はほとんどないのですが、食感が良く、煮物、あんかけ、スープ、酢の物、蒸し物など、他の味を含ませる料理でいろいろ用いられています。

 

広東料理では切らずに大きいままで、中をくりぬいて、その中に刻んだ魚介類や、中国ハム、シイタケなど具とスープを入れて全体を蒸す「トンクワチョン」が宴会料理となっています。

 

実だけではなく、若葉や柔らかい蔓も葉野菜として炒め物などで利用できます。